大腸内視鏡で腸管の様子を見るとき、気体で膨らませるという手法が採られます。腸管のひだを広げて見るためです。このとき、一般には「普通の空気」を用いるものの、「二酸化炭素」でおこなう医療機関が増えてきたようです。今回は、その狙いと理由を「福田内科医院」の福田先生に伺いました。 監修医師:福田 信宏(福田内科医院 院長) 近畿大学医学部卒業。近畿大学大学院医学研究科修了。大学病院で消化器内科や救命医療