口の中の粘膜が肥厚して、結果的に白く見えている状態を「白板症」といいます。主に頬粘膜や舌、歯肉にみられる病変です。必ずしも痛みがあるというわけではなく、食べ物があたったときに痛んだり、本人が自覚することなく歯科検診などで気づいたりすることもあります。心配なのは、がんの前段階にあたる病変として扱われる場合です。今回は、白板症の症状や原因、検査や治療方法などを紹介します。 白板症とは 白板症とはどのよ