※この記事は2014年12月30日にBLOGOSで公開されたものです 一色正春(元海上保安官) 今年秋に小笠原諸島海域で我が国の海洋資源を根こそぎ奪っていった中国漁船団の数は約200隻。 それに対して日本国海上保安庁が逮捕したのは、約10名。この数字が多いのか少ないのかは、主観の問題なので意見の分かれるところですが、おそらく多くの方が200隻の泥棒船に対して10名程度の逮捕では少ないと感じられるでしょう。