群馬県立公園「群馬の森」(高崎市)の敷地内にある朝鮮人労働者追悼碑をめぐり、県が設置許可を更新しなかったのは違法だとして、追悼碑を設置した市民団体が不許可処分の取り消しをもとめた訴訟。その控訴審判決が今年8月26日、東京高裁で言い渡された。原告の市民団体が2014年11月、前橋地裁に訴訟を提起してから、裁判は約7年に渡っている。1審の前橋地裁は、不許可処分を取り消したが、東京高裁の高橋譲裁判長は、原告の請求