選択的夫婦別姓をめぐり、夫婦同姓を定めた民法の規定について、最高裁大法廷が「合憲」と判断してから5年。ふたたび最高裁が憲法判断を下すことになった。夫婦別姓の結婚姻届が受理されないのは憲法に反するとして、都内の事実婚夫婦3組が訴えている家事事件について、最高裁は12月、15人の裁判官全員による大法廷で審理することを決定した。選択的夫婦別姓を求める声は年々、大きくなっており、2015年の最高裁判決以降も、複数の