中学3年生だった15歳のときから、当時在校していた札幌市立中学の男性教師にわいせつな行為をされて、その後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症したとして、フォトグラファーの石田郁子さんが、教師と札幌市を相手取り、損害賠償を求めていた裁判で、東京高裁(後藤博裁判長)は12月15日、原告の請求を棄却する判決を言い渡した。訴状などによると、石田さんは1993年3月、中学卒業式の前日に教師から呼び出され、キスされるな