会社を退職して、出家するシニアが増えている。ジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳氏は「人生を重ねた60代以降の人に『老後出家』という手段が広がり、そうした僧侶とベテランの僧侶が混じり合うことは、仏教界にとってもよいことだろう」という――。開眼寺(長野県千曲市)の住職・柴田文啓さん。(撮影=鵜飼秀徳)■一流企業の役員を65歳で辞めて出家した理由仏教の臨済宗妙心寺派に「第二の人生プロジェクト」なるものが立ち上が