米連邦取引委員会(OIG)はNASAの次期大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」について、開発の遅れと数十億ドル(数千億円)の予算超過の可能性を指摘しています。ボーイングによって開発されているSLSは、当初の予定では2017年に月の周りを無人で飛行する「EM-1」を、そして2021年に有人打ち上げを予定していました。しかし現在はEM-1は2020年中旬に、そしてEM-2は2022年中旬に延期されています。そしてOIGの報告に