物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.4%増となったことが、厚生労働省が発表した7月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。7月の一人当たりの平均現金給与総額は37万6338円で、前年同月比が1.5%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.1%増の26万4551円で、所定内給与は1.0%増の24万5010円、所定外給与は1.9%増の1万9541円。特別に支払われた給与は、2.4%増の11万1787