物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ2.8%増となったことが、厚生労働省が発表した6月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。6月の一人当たりの平均現金給与総額は44万8919円で、前年同月比が3.6%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.5%増の26万5611円で、所定内給与は1.3%増の24万5918円、所定外給与は3.5%増の1万9693円。特別に支払われた給与は、7.0%増の18万3308