選択的夫婦別姓を求める裁判が、新たに始まる。2015年12月に「夫婦同姓は合憲」とする最高裁判断が出されてから約2年。東京都や広島県在住の事実婚夫婦4組が3月、国や自治体を相手取り、別姓の婚姻届が受理されず法律婚ができないのは違憲だとして、賠償を求める訴訟を各地裁で起こす。弁護団代表は、前回の夫婦別姓訴訟で最高裁まで戦った榊原富士子弁護士。原告の1人と弁護団は2月27日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見。前