仮想通貨「NEM」を取り扱う仮想通貨取引所コインチェックから巨額資金が不正流出した問題で、コインチェックは1月28日、NEMを保有する約26万人全員に対し、合わせて約460億円を返金すると発表した。補償時期は「検討中」で、返金の原資は自己資金だという。仮想通貨そのものの信頼を大きく損なう今回の問題だが、それでも投資家の中には、将来的な「復活」を期待して自らが保有してきたNEMを持ち続けたいと考える人もいるだろう。