東京の大手タクシー会社・国際自動車の運転手ら13人が、未払い賃金総額およそ1700万円の支払いを求めた訴訟の「第2陣」の判決が1月18日、東京高裁(阿部潤裁判長)であり、控訴した運転手らが敗訴した。上告し、最高裁の判断を仰ぐという。●歩合給から残業代相当額を差し引く規則を有効と判断争点は、同社の賃金規則の有効性。運転手側は、歩合給から残業代相当額や交通費が差し引かれており、事実上、残業代がカットされていると