物価変動の影響を除いた実質賃金が4カ月ぶりの増加したことが、厚生労働省が発表した2月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。2月の一人平均現金給与総額は前年同月比0.9%増の26万2558円で、2カ月続けて増加した。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.6%増の25万8664円で、所定内給与は0.6%増の23万9123円、所定外給与は0.4%増の1万9541円。特別に支払われた給与は、25.7%増の3894円となっ