厚生労働省が長時間労働などが疑われる事業場に重点監督を行った結果によると、半数以上の事業場で違法な時間外労働が行われていたことが分かった。2015年4〜12月に監督指導を行った8530事業場のうち、何らかの労働基準関係法令違反が見つかったのは6501事業場(全体の76.2%)だった。業種別では「接客娯楽業」(88.3%)、「運輸交通業」(86.8%)で8割を超えた。主な違反内容は「違法な時間外労働」(4790事業場、56.2%