フランス・パリ。「花の都」として世界中の人々から賞賛されているパリですが、実はほんの150年くらい前までは決して美しい街ではなく、鼻が曲がるほど臭い街であった、という事実をご存知でしょうか。実際、太陽王ルイ14世の死後、摂政を務めたオルレアン公の母親は、1718年8月25日の手紙に次のように書きのこしています。「通りはとても臭くて我慢できないほどです。ひどく暑いため、大量の肉や魚が腐り、しかもその上、通りで立