あの“世界の山本寛斎”が、フェイスパックのプロデュースに乗り出した
さて。実は、アスリート以外にも“日本発世界”な人は数多いです。例えば、誰がいる？ ……いました、ファッション界に。誰って、山本寛斎氏が。
個人的な思い入れを言わせてもらうと、デヴィッド・ボウイ（ロックミュージシャン）が山本寛斎デザイン衣装を身にまとっていた話が忘れられない。寛斎氏によるコスチュームを着ながら、ボウイは世界を変えていた！
……ここで、察しのいい方は気付きましたか？ そうです。過去にコネタでも紹介した『歌舞伎フェイスパック』『動物フェイスパック』『キャッツフェイスパック』を発売した「一心堂本舗」が仕掛ける新たなフェイスパックが、今回の『ファッションフェイスパック』なんです。
ところでこれらのシリーズ、どこかに共通項があると思いません？ というのも同社、実は「Japanese Face」 なるブランドを立ち上げており、今回を含めた4種のフェイスパックは、実は同ブランド発のアイテムでした。ブランドコンセプトは「日本を代表する人・キャラクター・文化をモチーフにしたフェイスパックをシリーズ化したい」。
「日本人で初めてロンドンでのファッションショーを開催したデザイナーは、寛斎さんです。そして、我々にも『日本の文化を世界に発信したい』という思いがあります。そこでフェイスパック企画を寛斎さんに打診したところ、『面白そうだね！』と快諾していただきました」（担当者）
というわけで、画像を御覧ください。……めっちゃ艶やか！ それも、そのはず。これは昨年末、ロンドンで寛斎氏が開催したファッションショーにて、実際にモデルさんが施したメイクそのままのデザインなんです。
「この仕上がりには、寛斎さんもとても喜んでいただけました」（担当者）
寛斎氏は、日本の美意識である「婆娑羅（バサラ）」の精神（侘び・寂びとは対局にある、粋で華美・奔放な振る舞い）を好んでいるそう。もちろんメイク（フェイスパック）デザインは、「婆娑羅」の精神を反映した鮮やかでサイケデリックな色の組み合わせで成り立ってます。モチーフはなんと、歌舞伎の「隈取り」！
一方で、実用性にも抜かりは無し。シートを浸す美容液には、ヒアルロン酸・コラーゲン・ビタミンC誘導体の3つの美容成分が配合されています。肌に潤いとハリ・ツヤを与え美しくしてくれつつファッションショーモデルにも変身できるから、商品名が『ファッションフェイスパック』なんだろうか!?
ところでこのフェイスパックのターゲット層……というかこれまでのフェイスパックの購入層って、どの辺りなんでしょう？
「20代後半〜40代前半の女性が主ですが、男性購入が実は3割を占めています」（担当者）
今回に限って言えば、寛斎ファンやファッション好きも見逃せない！
そんな『ファッションフェイスパック』は男性用・女性用の2枚パックになっており、価格は税込み900円。東急ハンズ全店か「一心堂本舗」ウェブショップにて購入することができます。
最後に、ブランド「Japanese Face」今後の展開について伺いました。
「実は年内にもう1種類、新たなフェイスパックを発売いたします」（担当者）
「日本を代表する人・キャラクター・文化」が商品化されるシリーズだけに、次のフェイスパックにも期待大。もちろんその前に、山本寛斎プロデュースのフェイスパックで美しくなりましょう。“婆娑羅”の心意気で、行きます！
（寺西ジャジューカ）
