フェラーリ公式レーサー、ジャンカルロ・フィジケラ選手に『グランツーリスモ6』で挑戦する権利がゲットできるキャンペーンも

写真拡大

クルマ好きの間で話題となっていた昭和シェル石油株式会社の革新的ハイオクガソリン『Shell V−Power』の系列サービスステーションを通じた発売が7月1日、ついに開始された。

『Shell V−Power』は同社がフェラーリとのパートナーシップによって開発したプレミアムガソリンで、フェラーリのF1マシン向けの燃料開発で培った技術が応用されている。すでに海外66ヵ国で発売されているが、日本は今回が初上陸。シェルのハイオクとしては、2002年3月に発売を開始したシェルピューラ以来、12年ぶりのモデルチェンジということになる。フェラーリ愛好家はもちろん、日本中のマニアが待ち望んでいた垂涎のメガブランドなのである。

同日、PR発表会に出席した俳優の石田純一さんも、フェラーリ愛好家として知られるひとり。「シェルとフェラーリのパートナーシップは長いですからね。よほど信頼関係があるんだと思いますよ」と全幅の信頼をおいている。その言葉通り、両者の関係は60年以上に及ぶ。

では、『Shell V−Power』が持つ革新性とは具体的にどのようなものなのか?

特筆すべきは、フェラーリのクリーン&プロテクトテクノロジーに基づく「洗浄剤」を採用している点だ。高性能な洗浄剤の使用によってエンジン内部に付着した汚れが激減、洗浄とともに重要なパーツをコーティングし、新たな汚れや錆(さび)から守ってくれる。これによりエンジン本来の性能が引き出され、加速性や燃費も向上する。運転の醍醐味(だいごみ)を味わえると同時に、クルマにも優しいのだから理想的だ。

「エンジンの耐久性に影響するので、ケチらないで使いたいですね」と石田さんも満足顔で語る。確かに、性能面や耐久性を考慮すれば、むしろお得なガソリンといえるかもしれない。ガソリン価格は4月以来、急騰を続けているが、クルマを愛する人々にとっては「だったら、なおのことハイオク」が正直な反応だろう。

■キャンペーンでF1レーサーへの挑戦権も?

また、昭和シェル石油は発売と同時に各種キャンペーンをスタートさせている。フェラーリの聖地「イタリア・マラネロ」ツアー「クリーン&プロテクト」グッズが当たるプレゼントキャンペーンの他に、なんとフェラーリ公式レーサー、ジャンカルロ・フィジケラ選手に「ドライビング・テクニックで挑戦できる権利」が3名に与えられるキャンペーンも開始。

Playstation3(R)専用ソフトウェア『グランツーリスモ6』を使用したレースだが、フィジケラと対戦できるこの権利は7月下旬以降(予定)に開催されるオンライン予選、それに続く9月14日(日)冨士スピードウェイでの準決勝を勝ち抜いた者にのみ与えられる。フェラーリのレーシングドライバーと競い合い、そのハイレベルなテクニックを目の当たりにできるとなれば、クルマ好きならこの上ない喜びであり、自ずと心が躍るというものだ。

フェラーリのプレミアムガソリンで性能アップした愛車を駆り、気分はすっかりフェラーリ・ドライバー。この夏、全国各地で「フィジケラもどき」が多数出没するかもしれない?

(取材・文/週プレNEWS編集部)