8日、「中居正広のミになる図書館」（テレビ朝日）では、6日に放送された『中居正広の超一流スポーツ選手20人が自分でスポーツ界のスクープ話しちゃいますSP』の特別編として、同SPに入りきらなかったトーク集を放送した。

様々な競技の選手や元選手が集まり、その裏側を暴露し合う同番組。サッカー界からは、解説者・福田正博氏が出演すると、「メモ紙が1億5千万円!! サッカー界の衝撃スクープ」と題し、2006年W杯で起こった“ある出来事”を紹介した。

「PK戦ってデータ戦なんですよ」と切り出した福田氏は、PK戦にもつれ込んだ同大会のドイツ対アルゼンチン戦について「相手選手がどっちに蹴るかっていうのを。右に蹴る人、左に蹴る人、色んなデータがあるんですけど、それを集めてコーチがキーパーに渡した」と話した。

他のゲストから蹴る方向の確率について疑問の声が挙がると、福田氏は「あくまでもデータなんですけど、プレッシャーがかかればかかるほど自信のあるところに蹴るんですよ。（PKは）決めて当たり前の状況なんです、キッカーにとっては。そうするとデータの確率って高くなる」と説明した。

実際、この試合でコーチからメモを受け取った元ドイツ代表GKイェンス・レーマンはストッキングに入れ、メモを見ながらゴールを守り、アルゼンチンの2本目、4本目のPKをセーブ。このメモは「奇跡のカンニングペーパー」と呼ばれ、オークションでは約1億5千万円で落札されたという。