「東京アニメアワード フェスティバル 2014」

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国際アニメーション映画祭「東京アニメアワード フェスティバル 2014」にて「アニメ オブ ザ イヤー イヤー 部門」ノミネート作品が決定した。

「アニメ オブ ザ イヤー部門」はこの1年間に日本国内で上映・放送された全作品を対象に、多くのファンを魅了し、かつ、現在のアニメーションの技術・独創性・商業性・ストーリー性などで業界にも多大な影響を与え、後世に受け継がれるべきと判断された作品、ならびに個人を表彰する部門。

■劇場映画部門 ※五十音順
○『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
 英題:『EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.』
 監督:庵野秀明
 公開:2012/11/17

(C)カラー

○『風立ちぬ』
 英題:『THE WIND RISES』
 監督:宮崎駿
 公開:2013/7/20

(C)2013 二馬力・GNDHDDTK

○『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
 英題:『Anohana: The Flower We Saw That Day』
 監督:長井龍雪
 公開:2013/8/31

(C)ANOHANA PROJECT

○『劇場版銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ』
 英題:『Gintama the Final Movie』
 監督:藤田陽一
 公開:2013/7/6

(C)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

○『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』
 英題:『Puella Magi Madoka Magica The Movie -Rebellion-』
 監督:新房昭之
 公開:2013/10/26

(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion

アニメ オブ ザ イヤー劇場映画部門・テレビ部門ノミネート作品の選考は、日本動画協会会員社、そして アニメに携わり第一線で活躍するアニメプロデューサー陣の、専門的な視点によって厳正に行われたもの。

劇場映画部門に関して 劇場映画部門のノミネート作品には、2013年年間映画興行ランキングで興業収入120億を突破し堂々の1位となり、宮崎駿監督の引退作品ともなった『風立ちぬ』、カルト的な人気を誇る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ第3部の庵野秀明監督による『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』と映画界を牽引する大御所監督によるヒット作品が並ぶ。

他にも、悲壮な展開や作中で明らかになる多くの謎などが話題となったテレビアニメ版「魔法少女まどか☆マギカ」や再編集の劇場版の続編となる新作『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』、深夜に放映され大きな反響を呼んだテレビアニメに、過去の出来事やラストから1年後のエピソードを追加した『劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、「週刊少年ジャンプ」で連載され、多くのファンから支持されているコミックを原作にしたSF時代劇アニメの劇場版第2弾『劇場版銀魂完結篇 万事屋よ永遠なれ』と話題作が連なった。

■テレビ部門 ※五十音順
○『宇宙兄弟』
 英題:『Space Brothers』
 監督:渡辺歩

(C)小山宙哉・講談社/読売テレビ・A-1 Pictures

○『進撃の巨人』
 英題:『Attack on titan』
 監督:荒木哲郎

(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

テレビ部門のノミネート作品には、人気青年誌コミックを老若男女向けにアニメ化し、多くの視聴者に支持された『宇宙兄弟』、圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間たちの戦いを描いたファンタジーバトルで人気を博した『進撃の巨人』と人気作品が並んだ。

この各ノミネート作品から、2014年3月22日(土)東京ビッグサイトにて行われる授賞式にて、受賞作品が発表される。

なお、このアニメ オブ ザ イヤー部門にノミネートされた作品のうちの多数が、東京アニメアワードフェスティバル2014の会期中である3月20日(木)〜3月23日(日)に「TOHOシネマズ 日本橋」にて、ノミネート記念としての特別上映などを行う予定だ。

改めて1年間に映画、TVで話題となった作品を振り返ってみてはいかがだろうか。

「東京アニメアワードフェスティバル2014」公式サイト:http://animefestival.jp/