ミナ ペルホネンが野花を「ひと口果子」に HIGASHIYAコラボ第2弾

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 2003年に目黒川沿いで創業した和菓子屋「HIGASHIYA(ヒガシヤ)」から、10周年を記念して多彩なクリエイターとコラボレーションした特別仕様の「ひと口果子」第2弾が登場する。「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」が手がける今回は、「野に咲く花のような菓し」と題して9月3日から10月6日まで期間限定で販売。ブランド設立当初からテキスタイルにも多く取り入れられている「野花」をモチーフに3種の餡を重ね、異なる色と味の菓子に仕上げている。

ひと口果子第2弾はミナ ペルホネンの画像を拡大

 「日々の菓子」という意味が店名に込められた「HIGASHIYA」は、和菓子とは全く異なるフィールドで活躍するクリエイター4組とコラボレーション。第1弾の美術家ミヤケマイは、秋の実りに欠かせない恵みの雨にインスピレーションを得て、パッケージに田植えの時期の働き者を労って蟻が10匹(=ありがとう)と描かれた「1語1会(イチゴイチエ)」というオリジナルの「ひと口果子」を提案し、7月までの販売を通じて「ミヤケさんの感性が加わることによって私たちの表現の幅もこれまで以上に拡がった」(HIGASHIYA 担当者)という。

 「minä perhonen」による第2弾「野に咲く花のような菓し」は、つつましくも生命力に溢れ、ひたむきに命を咲かせるというイメージでフルーツやナッツ、野菜など自然の素材で作る「ひと口果子」に和菓子の枠組みを超えたアイデアを落とし込んだ。デザイナー皆川明は「果子を手に取る仕草は、花を摘んでいるようにも見えます。心を楽しませる食べ物である和菓子は、私たちにとっての花のようです。そんなひと口果子を花に見立てました」とコメントを発表しており、パッケージには6粒のシルエットを表現するエンボス加工を施して1箱6個入りの「ひと口果子」を提供する。価格は各2,100円(税込)で、HIGASHIYA GINZAとHIGASHIYA man、公式オンラインショップなどで取り扱われる。

 また、第3弾と第4弾のクリエイターについては9月中旬に発表され、それぞれ11月初旬と来年2月初旬に販売される予定になっている。

■HIGASHIYA
 http://www.higashiya.com/