■ベンチャー・中小企業のコミュニケーション活動事例■

「Stores.jp」をはじめ、さまざまなインターネットサービスを運営する株式会社ブラケット。今回は同社のコミュニケーション活動について、代表取締役兼CEOの光本勇介氏に話を聴いた。
(本文中のコメントはすべて光本氏)


【インタビュー企画・実施】
「広報スタートアップのススメ」編集部
(運営会社:合同会社VentunicatioN)

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■全ては新しい市場を創造するために

同社は個人間のカーシェアリングマッチング「CaFoRe(カフォレ)」をはじめ、オリジナルの靴をつくることが出来るオーダーメイドサービス「Shoes of Prey(シューズ・オブ・プレイ)」、簡単にECサイトを立ち上げることが出来るサービス「Stores.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)」など、現在5種類のインターネットサービスの企画・開発・運営を行っている。

一見全く異なるジャンルに思えるが、全てに共通するのは「新しい市場を創造するサービスを創りたい」という想いだ。

従来車を借りるときはレンタカーしか手段がなかったが、一方で国内の自家用自動車は約6,000万台に達するにも関わらず、1台当たりの稼働率はわずか2.3%、つまり約97%の時間は駐車場に置かれている状態にある。そこで個人間で車を貸し借りが出来るプラットフォームをつくることで、個人間のカーシェアリング市場というものを創ることが出来るのではないかと考えて生まれたのが「CaFoRe」だった。



またECサイトを開設しようとするといろいろと専門的な知識や技術が必要であるため、これまでは外注に頼まざるを得ない状況だったが、ブログ感覚で誰もが簡単にECサイトをつくることが出来るサービスを提供することで、究極的には一人ひとつECサイトを持つのが当たり前の社会を創りたいと考えて「Stores.jp」を立ち上げるに至った。



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