ないと落ち着かない!? 母国から持参した大切なものを外国人に聞いてみた

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生まれ育った国を離れ異国の地で生活をすることになったら、みなさんは何かそばに置いておきたいものや身につけていたいものはありますか? 今回は母国から持ってきた大事なものやお気に入りのものがあるか、日本に住む20人の外国人に聞いてみました。

■思い出の写真(ミャンマー/30代前半/女性)

■家族と向こうであげた結婚式の写真とビデオです(イタリア/30代前半/男性)

■写真、本、映画を持ってきました(アメリカ/30代後半/男性)

母国での楽しい思い出や、慣れ親しんだ文化は何にも代え難(がた)いですよね。落ち込んだ時や、ホームシックになった時も心強い味方です。

■アクセサリー、写真(ブラジル/50代前半/女性)

■貴金属です。ネックレスと指輪(インドネシア/40代前半/女性)

アクセサリーのいいところはいつでも身につけていられること。離れて暮らす家族や恋人や友人と一緒にいられるような気持ちにさせてくれますよね。

■はきやすい靴ぐらいです(ロシア/20代後半/女性)

これはかなり重要なアイテムと言えるでしょう。自分の足にフィットした歩きやすい靴があるとないでは、行動に対するモチベーションがかなり違ってきます。

■チーズカッターかなぁ? スウェーデンで使うチーズカッターは他の国とは違います(スウェーデン/40代前半/女性)

スウェーデンの家庭では、丸いホールのチーズが食卓に並びます。それをカンナのようなチーズカッターでスーッと薄く切ってパンに乗せて食べます。憧れの食卓ですが、スウェーデンでは日常なんですね。

■チーズとコーヒー。母国のものが日本のものより好みです(オランダ/30代前半/男性)

オランダのコーヒーと言えば「ダヴェ・エグバーツ社」のもの。苦味が強く酸味が少ないのが特徴で、コーヒーの酸味が苦手な方にはおススメです!

■ハーブティー。日本では価格がとても高く種類も少ないので。今でもお気に入りのハーブティーを、ドイツに住む家族に送ってもらっている(ドイツ/30代後半/男性)

ドイツではハーブティーがかなりメジャー。スーパーでは1〜2ユーロのものもあり、気軽に楽しめます!

■オクラパウダーとピーナッツのクスクス。イスラム教のイマーム(指導者)にもらった、お守りのようなもの(マリ/30代前半/男性)

クスクスはアフリカを代表する食べ物。粒状のパスタといった感じで、食卓に登場する頻度が高いです。上記の3点セットで心と身体の安らぎを得ているのでしょうね。

■母国の有名なペルシャ絨毯(じゅうたん)です(イラン/20代後半/女性)

イランはイスラム教国。1日5回の祈りの際に礼拝用の絨毯を用います。彼らにとって絨毯は生活と切っても切り離せないアイテムなのです。

■ガラベーヤという民族衣装です。着心地が楽で、家で部屋着としてよく着ています(エジプト/40代前半/男性)

ガラベーヤは裾や袖口がゆったりとした筒型ワンピースです。エジプトもイスラム教国なので、丈はくるぶしまで隠れる超ロング。コットン素材なので気持ちよさそう!

■台湾の表音記号が付いているキーボード(台湾/40代前半/男性)

そういえば中国語のパソコン入力ってどうしてるんだろう?という疑問が湧いたことがありました。台湾のキーボードには、「注音」という私たちが見慣れない記号が表記されています。台湾の一般的な発音記号のようなもので、これがあれば簡単に入力ができるのだそうです。

思い出、好きな食べ物、日用品、便利グッズ、いろんな大事なものがありました。「特になし」というさっぱりした方もいらっしゃいましたが、慣れない外国での長期滞在、少しでも快適に過ごせるようみなさん工夫しているのですね。