“点”ではなく流れや連鎖を意識して/小槻 博文
ネットでの作曲コンテストなどを通じて優れた才能の発掘に挑戦する株式会社クレオフーガ。今回は同社の広報・PR活動について紹介する。
<優れた才能を発掘するために>
同社は音楽コンテストコミュニティ「クレオフーガ」を運営するベンチャー企業だ。
プロアマ問わず作曲する人は世の中に多く存在する反面、なかなか楽曲を公開したり更には活躍を広げたりする場が無く、多くの優れた才能が埋もれてしまっていることに同社は課題意識を感じていた。そこで同社では優秀な音楽クリエイターを発掘して活躍の場を広げてもらおうと、ネット上でさまざまな「コンテスト」を随時開催しており、例えば音楽ゲーム「太鼓の達人」向けのオリジナル楽曲を募集した際には約530曲集まり、その中から8曲がアーケードゲームや家庭用ゲーム向けに採用されたこともあったそうだ。
また最近はCDが売れなくなってきていたり、ダウンロード販売も思ったほど普及していなかったりするなど現在音楽業界は過渡期を迎えているが、そうした中で同社では、例えばCtoCの販売モデルなど、新たな仕組みづくりやメディア開発により、リスナーにとってもクリエイターにとっても音楽をより楽しむことが出来る、そんな環境づくりを進めようと取り組んでいる。
そんな「クレオフーガ」は、代表取締役社長の西尾周一郎氏の原体験がきっかけで生まれた。西尾氏は幼少期からエレクトーンを習っていたり、バンドを組んだりしながら作曲にいそしんでいたが、個人のホームページやブログに楽曲を載せても誰にも聴いてもらえないなど、せっかく作曲しても人に聴いてもらう難しさを感じて、現在の「クレオフーガ」の原型になるサイトを大学時代に立ち上げた。当初は趣味の延長だったが、その後少しずつユーザーが増えてくるにあたり、本格的に事業化しようと2007年に起業するに至った。
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<優れた才能を発掘するために>
同社は音楽コンテストコミュニティ「クレオフーガ」を運営するベンチャー企業だ。
プロアマ問わず作曲する人は世の中に多く存在する反面、なかなか楽曲を公開したり更には活躍を広げたりする場が無く、多くの優れた才能が埋もれてしまっていることに同社は課題意識を感じていた。そこで同社では優秀な音楽クリエイターを発掘して活躍の場を広げてもらおうと、ネット上でさまざまな「コンテスト」を随時開催しており、例えば音楽ゲーム「太鼓の達人」向けのオリジナル楽曲を募集した際には約530曲集まり、その中から8曲がアーケードゲームや家庭用ゲーム向けに採用されたこともあったそうだ。
そんな「クレオフーガ」は、代表取締役社長の西尾周一郎氏の原体験がきっかけで生まれた。西尾氏は幼少期からエレクトーンを習っていたり、バンドを組んだりしながら作曲にいそしんでいたが、個人のホームページやブログに楽曲を載せても誰にも聴いてもらえないなど、せっかく作曲しても人に聴いてもらう難しさを感じて、現在の「クレオフーガ」の原型になるサイトを大学時代に立ち上げた。当初は趣味の延長だったが、その後少しずつユーザーが増えてくるにあたり、本格的に事業化しようと2007年に起業するに至った。
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