独身男性の82.1%が「結婚後、結婚相手に働いてほしい」と回答

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アルバイト求人情報サイトのモッピージョブは2月27日〜2月28日、自社アンケートモニターにてスマートフォンリサーチ「働く男性が女性に求めるキャリア調査」を実施した。

アンケートは同社が運営する「モッピーラボ」にて実施され、調査対象は全国の働く20代以上の男性で、有効回答数は738サンプル。

調査では、独身男性に対して「結婚後、結婚相手に働いてほしいか」と質問。

1位は「パートタイムで働いてほしい」(52.6%)、2位「フルタイムで働いてほしい」(29.5%)、3位「働いてほしくない」(17.8%)という結果となった。

独身男性のうち82.1%が「結婚後、結婚相手に働いてほしい」と考えており、そのうち半数以上が結婚相手にパートタイムで働くことを望んでいることが分かった。

結婚相手に働いてほしい理由について複数回答で質問したところ、「自身の収入だけでは経済的に厳しい」(69.7%)がダントツ1位であり、不況に苦しむ独身男性の本音が垣間見える結果となったという。

また、結婚相手に望む年収について質問したところ、「50万円〜103万円未満」(31.8%)が最も多く、扶養控除枠を意識している人が多いことが分かった。

同調査では男性自身の年収も質問しており、「300万円〜500万円未満」(39.8%)が1位であった。

結婚相手に望む収入2位に「200万円〜300万円未満」(25.5%)が選ばれたのも、「扶養控除枠を超えてしっかり働いてほしいが、自分の年収は上回ってほしくはない」という男性のプライドが伺えると同社では分析している。

一方、既婚男性に対し「奥様は働いていますか」という質問をしたところ、1位「フルタイムで働いている」(47.9%)、2位「パートタイムで働いている」(23.2%)という結果となり、全体の7割以上が共働き家庭ということが分かった。

働く妻を持つ男性に対し「奥様に専業主婦になってほしいと思いますか」という質問をしたところ、1位「どちらでも良い」(45.6%)、2位「環境の変化があっても働いてほしい」(32.2%)という結果となった。

「今すぐ専業主婦になってほしい」と答えたのは4.8%であり、「環境の変化によっては専業主婦になってほしい」(17.3%)とあわせると、現在働いている妻に専業主婦になってほしいと考える男性は2割にとどまった。

さらに、専業主婦を妻に持つ男性に対し「奥様に働いてほしいですか」という質問をしたところ、1位「どちらでも良い」(37.0%)、「環境の変化によっては働いてほしい」(37.0%)が並び、3位「今すぐ働いてほしい」(19.3%)という結果となり、妻に働いてほしいと考える人はあわせて半数以上いることが分かったという。

「満足いく年収額をパートナーが稼ぐとしたらご自身の仕事を辞めたいですか」という質問に対しては、全体で73.7%の人が「辞めたくない」と答えた。

逆玉の輿願望の男性は26.3%にとどまり、満足いく年収額をパートナーが稼いだとしても、大半の男性は共働きで家庭を築きたいと考えていることが分かったとのこと。