【2】 日本人ブンデスリーガーたちの2012ー13シーズン前半期総括。
○ 酒井高徳
もうすでにガッチリと右SBのスタメンは確保しましたが、まだまだ細かい部分での能力の向上が必要とされていると感じます。ポジショニングにおいて、とても良い時もありますが、とても不安定な時もあって、それはまだまだポジショニングについて考え方が、自身の中で確立されていないからだと思います。また、判断力、という部分についても、酒井高徳の判断ミスから、多くのピンチを作ってしまったり、そこから失点に繋がってしまったり、という事もありましたので、まだまだ冷静さが足りていないかなと思います。
という事で、酒井高徳の2012ー13シーズン前半期の総括としては、現在のシュツットガルトがやっているイケイケサッカーにハマる、という事でのスタメンの確保には、昨季に引き続き安定性を見せてはいますが、しかし、1つ1つのプレーをきちんと見るにあたっては、まだまだ成長させなければならない部分が多い、という事だったように思います。SBというポジションは、世界の流れとしては人材不足の傾向にありますが、しかし、日本に限っては人材が豊富なポジションになっていますので、それを利用して成長して欲しいなと思います。
大人の為の大人なサッカー分析考察ブログです。日本代表、五輪代表、ユース代表、海外試合、Jリーグ。