【エンタがビタミン♪】「横浜市の件よりJALの件」。さかもと未明がテレビ出演を断った真相。
漫画家のさかもと未明が、今年の夏にJALの機内で泣き叫ぶ赤ちゃんに耐え切れず母親を注意。その後、JALへもクレームを入れた件が話題となった。彼女はその件で、テレビ番組の出演依頼や週刊誌からもコメント依頼があったことをブログで明かしている。しかし、ある条件を出したところ受け入れてもらえなかった為に断ったというのだ。
今回の騒動は、雑誌「Voice」に掲載されたさかもと未明による「再生JALの心意気」というコラムで発覚した。これはあくまでも彼女の対応を第三者が指摘したわけではなく、さかもと自身の主張なのである。
この件については彼女自身がブログ『さかもと未明の和みカフェ?』で「ご批判もたくさんいただき、身を引き締めさせていただく大変よいきっかけになりました。勉強させていただきました。ありがとうございます」と記しており、「私もその時かなりきつい言い方になってしまったから、お母さんにつらい思いをさせたと思います。お母さん、その時は優しい言葉でいえなくて本当にごめんなさい」と当事者の母親へも詫びている。
そのブログで、11月26日に「変だなぁ」と題してさかもとは新たな疑問を明かしているのだ。JALの件についてテレビ番組『とくダネ!』(フジテレビ系)から出演依頼があったというさかもと。これに対し、「横浜市長と横浜市第三セクターに対して私が起こしている訴えも取り上げてください」と話した。ところがそれは受け付けてもらえずに、彼女も出演は断ったということだ。
また、『週刊文春』からも「JALの件で」とコメント依頼があったので、「ニュースソースとしての重要性は、横浜市の件のほうがはるかに高いと思いますが…」と問うと、「気づきませんでした」と答えが返ってきたという。彼女はメディアが“JAL”の件には関心を示すが、“横浜市”の件については見向きもしない現実に「不思議だなあ」と疑問を感じているようだ。
横浜市の問題とは、彼女のブログに詳細に綴られているが、開業医であるさかもとの夫が『第三セクターの横浜都市みらいが、駅前にメディカルセンター機能を持つビルを建てたがっているから、医師会からテナント入居する医院を検討してほしい』という話を受けたことから始まったという。
ご主人も駅前に出るにあたって、「さらなる責任を負うからしっかりした医療をしたい。区民の皆さんのために精一杯頑張りたい」と決意を新たにしていた。他にも多くのクリニックがテナントに応募していたのである。ところが話が進むうちに様子が変わってきたという。
契約内容によると家賃は相場のおよそ2倍となり、さらに歩合家賃もとるというのだ。その他の点についても地元の宅建業者に確認すると、「普通では考えにくい」と明言されたという。納得がいかずに撤退したクリニックもあり、ご主人のクリニックは弁護士をたてて協議することとなった。
さかもとによると、施主の横浜都市みらいが委託するサウスウッド準備室とは連絡がつかず協議はすすまない。そこでその他もろもろの疑問点を示し、回答を求めた内容証明を横浜都市みらいへ送ったところ「事実に基づかない独特の視点からなる誹謗中傷である」との答えが返ってきたそうだ。関係者とそうしたやりとりを繰り返すうちに、サウスウッドの土地がUR(都市再生機構)のものと分かるなどいろいろな事実が見えてきたという。
11月19日には、横浜地方裁判所に「横浜市長である林文子氏、株式会社横浜都市みらい、株式会社シー・アイ・エーの代表取締役シー・ユー・チェン氏への損害賠償と慰謝料請求」の訴状を提出して告訴したのだ。これが“横浜市”の件である。
“横浜市”の件はこれから裁判などが行われ、その経緯もブログで報告するとのこと。“JALの件”で話題となったさかもと未明だが、こちらのなりゆきにも注目しておきたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
今回の騒動は、雑誌「Voice」に掲載されたさかもと未明による「再生JALの心意気」というコラムで発覚した。これはあくまでも彼女の対応を第三者が指摘したわけではなく、さかもと自身の主張なのである。
そのブログで、11月26日に「変だなぁ」と題してさかもとは新たな疑問を明かしているのだ。JALの件についてテレビ番組『とくダネ!』(フジテレビ系)から出演依頼があったというさかもと。これに対し、「横浜市長と横浜市第三セクターに対して私が起こしている訴えも取り上げてください」と話した。ところがそれは受け付けてもらえずに、彼女も出演は断ったということだ。
また、『週刊文春』からも「JALの件で」とコメント依頼があったので、「ニュースソースとしての重要性は、横浜市の件のほうがはるかに高いと思いますが…」と問うと、「気づきませんでした」と答えが返ってきたという。彼女はメディアが“JAL”の件には関心を示すが、“横浜市”の件については見向きもしない現実に「不思議だなあ」と疑問を感じているようだ。
横浜市の問題とは、彼女のブログに詳細に綴られているが、開業医であるさかもとの夫が『第三セクターの横浜都市みらいが、駅前にメディカルセンター機能を持つビルを建てたがっているから、医師会からテナント入居する医院を検討してほしい』という話を受けたことから始まったという。
ご主人も駅前に出るにあたって、「さらなる責任を負うからしっかりした医療をしたい。区民の皆さんのために精一杯頑張りたい」と決意を新たにしていた。他にも多くのクリニックがテナントに応募していたのである。ところが話が進むうちに様子が変わってきたという。
契約内容によると家賃は相場のおよそ2倍となり、さらに歩合家賃もとるというのだ。その他の点についても地元の宅建業者に確認すると、「普通では考えにくい」と明言されたという。納得がいかずに撤退したクリニックもあり、ご主人のクリニックは弁護士をたてて協議することとなった。
さかもとによると、施主の横浜都市みらいが委託するサウスウッド準備室とは連絡がつかず協議はすすまない。そこでその他もろもろの疑問点を示し、回答を求めた内容証明を横浜都市みらいへ送ったところ「事実に基づかない独特の視点からなる誹謗中傷である」との答えが返ってきたそうだ。関係者とそうしたやりとりを繰り返すうちに、サウスウッドの土地がUR(都市再生機構)のものと分かるなどいろいろな事実が見えてきたという。
11月19日には、横浜地方裁判所に「横浜市長である林文子氏、株式会社横浜都市みらい、株式会社シー・アイ・エーの代表取締役シー・ユー・チェン氏への損害賠償と慰謝料請求」の訴状を提出して告訴したのだ。これが“横浜市”の件である。
“横浜市”の件はこれから裁判などが行われ、その経緯もブログで報告するとのこと。“JALの件”で話題となったさかもと未明だが、こちらのなりゆきにも注目しておきたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)