インド映画の魅力を熱く語った大槻ケンヂ

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 3日、都内で行われたインド映画『ロボット』DVD&ブルーレイ発売記念イベントに出席した大槻ケンヂが、インド映画の魅力を徹底解説した。

 本作の劇場公開時、イベントなどに積極的に出席し、宣伝活動を行った大槻。大好きだというインド映画の魅力について、「トゥーマッチ感がたまらない。いろいろとやりすぎなんだけれども、そのやりすぎ感がハリウッドとも、香港とも違い、インドならではのものになっている」と話す。

 インド映画は、日本映画やハリウッド映画と比べて上映時間が長く、2時間半から3時間半という上映時間はざら。これについて大槻は「一言で言って長いよね。夜の8時ごろから見始めて、途中休憩だの、なんだのと時間をはさんで、見終わるのに深夜までかかる。ギャグなんかも想像を絶するくだらなさ。それを延々やるんです」と一見否定的な見解を示す。

 しかし、その「くだらなさ」「延々やるところ」がいいのだそう。定番の踊りシーンについて、「いきなり歌い踊るところ、時空を超える感じがたまらない」といい、性描写などが禁止されていることについても、「それを見れないがゆえに、見ていて逆に興奮させられる」とインド映画の魅力を語った。

 所属するバンド筋肉少女帯の楽曲「日本印度化計画」の影響ゆえか、最近インドといえば自分になってきているという大槻。『ロボット』で音楽を担当した、インドで絶大な人気を誇る作曲家A・R・ラフマーンを話題に挙げ、「ラフマーンが『日本印度化計画』をカバーすることがあるかも。ラフマーンのCDはインドで3億枚売れるらしいから、大ヒットしたらココイチ(カレーハウスCoCo壱番屋)ごと買い取りますよ」と楽しげに夢を語っていた。(取材・文 名鹿祥史)

「ロボット 完全豪華版ブルーレイ」(税込み:6,090円)、DVD「ロボット」(税込み:3,990円)は10月3日発売 レンタル同時開始(DVDのみ)