路面電車と美食のおいしいコラボ「グルメトラム」
知る人ぞ知る、というより、最近は日本でも美食の国としてその名を知られつつあるベルギー。国民一人あたりのレストランの数はヨーロッパでもっとも多く、ベルギーチョコレートやベルギーワッフルは日本でもおなじみ。伝統的なフランス料理をベースに、地元食材をふんだんに使った料理の数々は、どれも一度食べれば病みつきになる美味しさ。カフェではコーヒーより安く飲める本場のベルギービールも欠かせない。
そんな美食パラダイス、ベルギーの首都ブリュッセルでは2012年のテーマを「グルメ」に設定。1年を通してグルメにまつわる多彩なイベントが開催されるのだが、なかでもユニークなのが「グルメトラム」(Tram Experience)。なんと、市民の足であるトラム(路面電車)に乗りながら、ベルギーの美食が楽しめるというスペシャルな企画なのだ。豪華列車の食堂車ならいざ知らず、市民の生活に密着したトラムで、しかも町なかを走りながらの食事となると、なかなか体験できるものじゃない。
トラムは今回のために特別にデザインされた車両を使用。白を基調とした車内はトラムらしさを残しつつも、シンプルかつモダンな雰囲気。料理は、ベルギーでミシュラン2つ星を獲得しているレストラン「LE CHALET DE LA FORET(ル・シャレー・ドゥ・ラ・フォレ)」のシェフをはじめとするスターシェフたちが担当するというから、味についても推して知るべしだ。
運行ルートはポウラエール広場をスタートして、約2時間のコース(詳細ルートはこちら ※Googleマップ)。料金は、ワインや水などドリンク込みのオールインクルーシブで一人あたり75ユーロ(約7,600円 ※2011年12月28日現在)。昨今の円高も手伝って、内容の割にはかなりリーズナブルといえそうだ。運行は2012年2月からスタートし、予約サイトもまもなくオープン。火〜木曜は20:00〜、金土曜は18:30と19:30の2回、日曜は12:00から始まる。
窓の外に移りゆくブリュッセルの街並みを楽しみつつ、ベルギーの伝統料理を味わうなんて、まさに旅先ならではの貴重な体験。ぜひこの機会に本場のベルギー料理を体験してみては。
(古屋江美子)
トラムは今回のために特別にデザインされた車両を使用。白を基調とした車内はトラムらしさを残しつつも、シンプルかつモダンな雰囲気。料理は、ベルギーでミシュラン2つ星を獲得しているレストラン「LE CHALET DE LA FORET(ル・シャレー・ドゥ・ラ・フォレ)」のシェフをはじめとするスターシェフたちが担当するというから、味についても推して知るべしだ。
運行ルートはポウラエール広場をスタートして、約2時間のコース(詳細ルートはこちら ※Googleマップ)。料金は、ワインや水などドリンク込みのオールインクルーシブで一人あたり75ユーロ(約7,600円 ※2011年12月28日現在)。昨今の円高も手伝って、内容の割にはかなりリーズナブルといえそうだ。運行は2012年2月からスタートし、予約サイトもまもなくオープン。火〜木曜は20:00〜、金土曜は18:30と19:30の2回、日曜は12:00から始まる。
窓の外に移りゆくブリュッセルの街並みを楽しみつつ、ベルギーの伝統料理を味わうなんて、まさに旅先ならではの貴重な体験。ぜひこの機会に本場のベルギー料理を体験してみては。
(古屋江美子)