片付けができない女子に困る男たち

本・CD・DVD、1アイテムから送料無料のオンライン書店を運営する株式会社ブークス（以下ブークス）はfacebook上で「本屋さんの女子力向上部」と題し、本プレゼント企画を開催。レビューよりもライトな投稿企画で本のソーシャル価値を知ることを狙いとし、1週間ごとに女子力がアップしそうな本を2冊ずつピックアップして、facebookユーザーの潜在する購入目的を調べた。
2週目のピックアップ書籍は栄養バランスのとれた料理を紹介するレシピ本とストーリー仕立てで片付けの極意を紹介するハウツー本。どちらの本を読めば女子力アップするかアンケートを実施。
お掃除シーズンだからか、レシピ本を選んだfacebookユーザーが100名弱、片付けハウツー本を選んだfacebookユーザーは150名近い結果となり、片付け本を選ぶユーザーが若干リードした。
※2週目のアンケート期間：2011年12月15日〜12月21日

お料理ができる女子はそれなりにアピールできる場もあるし、例え苦手でも特訓すれば上達するのも目に見える。

しかし、片付けが得意（部屋がきれい）であることは家に人を招く時など、よっぽど親しくならなければアピールできない。
また特訓して片づけ力がアップするというよりは意識の問題のようだ。

今回、片付け本を選ぶ女子の選んだ理由のなかで「物を捨てられないから」という理由が一番多いことがわかった。

オシャレな部屋にしたい、気持ちよく生活したいのに物が捨てられず、たまっていく一方なのである。

また女性向けのアンケートではあったが、男性がこのアンケートに約2割参加していたおり、多くは片付け本を選ぶ傾向。

男性の選んだ理由は様々だが、
●片づけが出来ない妻に渡そうと思っています。切実に……
●年末大掃除に向けてぜひ彼女に読んで実践してもらいたい
というように片付けが苦手なパートナーに期待こめた回答が印象深い。

そしてレシピ本を選んで、料理の腕をあげたい女性は全体の4割以上を占めたが、
片付けの本を選んでパートナーに読んでもらいたいという男性は半数以上いるという結果になった。

“断捨離”や“片付けの魔法”が今巷で賑わっているのは「片付けられない女子」が
意識改革を始めているからか、パートナーに要望をあげられているからか……。

とはいえ、女子力アップの一つ、片付け力が実は一番難しいのかもしれない。
なお、ブークスは今後もfacebook上で自分に足りない女子力UP本を選んで応募する本プレゼント企画を継続する予定。
世の女性が求めている“女子力”を引き続き、調査していく。
（茶谷／boox）