東大生有志が作った巨大キットカット。完成披露発表会にて

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受験シーズン目前。センター試験までは1カ月を切った。ここまでやったら最後は神頼み! そんな気持ちの受験生も多いだろう。合格祈願といえば神社仏閣でするのが定番だが、ご利益のありそうなスポットが新たに誕生する。

それが東京の「カフェ ネスカフェ 原宿」。同店では、2011年12月30日〜2012年1月15日の期間限定で店内に世界最大級の「巨大キットカット」を展示。受験への願いを書き込める「願いのボード」も併設され、受験生の祈願スポットとして注目を集めそうだ。

キットカットといえば、以前コネタでも紹介したように受験生に人気のお菓子。九州の方言「きっと勝つとぉ(きっと勝つよ!)」と響きが似ているとの理由で2002年ごろから口コミが拡大し、いまでは受験生の定番アイテムに。げん担ぎに食べたり、お守りがわりに渡されることも多いのだという。

そんなキットカットが世界一(※)のスケールになって登場(※ネスレ日本が公認するキットカットとしては最大)。サイズは幅1m×奥行60cm×高さ20cm。重さは70〜80kgもあり、「キットカット ミニ」の約8,000倍もの大きさがある。

しかも作り上げたのは現役東大生。実はこれ、全国の受験生を励ましたいという想いのもと、東京大学の料理・スイーツ系のサークルの9名がネスレ日本 霞ヶ浦工場にて制作したものなのだ。表層部分には通常の「KitKat」の文字のかわりに、「じぶんをしんじて」という東大生から受験生への応援メッセージ入り。まさに世界でひとつの特別バージョンだ。

世界最大級の大きさ、それも現役東大生からの応援の想いが詰まっているとなれば、ご利益もあろうというもの。ちなみに「巨大キットカット」は非売品だが、12月19日発売のキットカット「受験応援メッセージパック」にも東大生からの応援メッセージが刻印されているので、メッセージを噛みしめたい人はこちらをチェックしてみては。

制作メンバーのひとりにこの時期のアドバイスを聞いてみると、
「総復習や追い込みの時期でもありますが、会場で緊張せずに実力が発揮できるよう試験当日のイメージトレーニングをしておくとよいと思います」
たとえば、過去問をといて時間配分の検討をつけておくのもそのひとつ。現役東大生がいうのだから、優先してやっておいても損はないかも。

約2週間しか拝めない世界最大級の「巨大キットカット」。受験生ならずとも一見の価値ありです。
(古屋江美子)