クリスマスプレゼントに込める気持ちを漢字一文字で表現すると？
ところで、ある面白いアンケートが実施されており、ここで浮き彫りになった事実があまりにも面白かったので、皆さんにもご紹介させてください。アフラックが行ったのは、その名も「Xmas 贈りモノ・コト調査」（対象：全国の12〜59歳の男女1122名）。内容は、要するに“クリスマスプレゼントに関する意識調査”です。
結果、1位を獲得したのはダントツで「愛」（369人）の一文字。以下、「謝」（39人）、「心」（36人）、「礼」（24人）といった文字が続いていく。それにしても「謝」とは……。懺悔のクリスマスになりそうだ。
続いて、「今年のクリスマスはどんな過ごし方をしたいですか？」という設問。ここで1位を獲得したのは、なんと「家で家族と過ごしたい」（46.6％）というもの。そして、2位は「家族とどこか外に食事に行きたい」（20.2％）である。
その次の質問にも、同様の傾向が見られた模様。「今年の、三連休だからこそのクリスマスの過ごし方はなんですか？」という問いでは、「家で家族と過ごす」（35％）が1位。2位は「家族とどこか外に食事に行く」（23.1％）で、3位は「家族と一緒に話題のスポット等外に遊びに行く」（20％）。
年齢を問わず、2011年は家族と過ごす時間を大切にする人が多数なのかも。個人的には、意外でした。
そして、続いては皆さんにとっての重要項目に違いない。「クリスマスプレゼントにかける予算の総額は？」という設問です。
まずは、男性編を。集計を取ると、1位だったのは「5,000〜10,000円未満」の26.9％。以下、「3,000〜5,000円未満」（24.8％）、「1,000円〜3,000円未満」（17.9％）、「10,000〜15,000円未満」（11.8％）と続いていき、平均額は10,366円！
一方、女性編の1位は、男性編と同じく「5,000〜10,000円未満」の27.3％。以下、「3,000〜5,000円未満」（25.6％）、「1,000円〜3,000円未満」（24.0％）、「10,000〜15,000円未満」（8.0％）となっていた。平均額は7,444円。
全体で集計を取ると、平均額は8,805円。細かく見てみると、10,000円未満が77.3％と大多数を占めている。
では、もっと踏み込んで「もらって嬉しかったプレゼントの（想定）金額はいくらくらいでしたか？」という、核心に迫る質問です。結果、トップは男女ともに「5,000〜10,000円未満」が獲得（男性が22.7％、女性が19.3％）。
全体で集計すると、10,000円未満と回答する人は60.2％にもおよび、喜ばれるプレゼントの秘密は金額以外の部分にあるということがわかっている。なるほど。心なしか、ホッとした……。
では、もっともっと踏み込んでいく。「過去クリスマスにもらって、最もうれしかったプレゼントは？」という設問。結果、1位は17.9％の「アクセサリー」。2位は「服飾小物」（14.3％）で3位は「ゲーム」（11.2％）。
そして、こちらも見逃せない。是非とも反面教師にしていただきたい「過去クリスマスにもらって最もがっかりしたプレゼントは？」という設問の1位は、なんと「服飾小物」（15.5％）。「最もうれしかったプレゼント」の2位にもランクインしているというのに……。以下、「洋服」（12.1％）、「その他玩具」（11.2％）と続いていく。
ただ、次の情報はさすがの私も苦笑しか出なかった。「がっかりしたプレゼントの具体的な内容」に挙げられているのが、「いちごのティッシュ箱」とか「使い古したハンカチ」とか「お菓子詰め合わせ」、「タバコ1カートン」、「子供用の化粧品」、「明らかにネタにしかならないようなもの」と、どうしようもない贈り物の連続なのだ。気持ちがあれば、きっとこういった物は選ばないと思うのだが……。君らにモラルは無いのか!?
そして、極めつけの質問。「過去にクリスマスプレゼントをもらってがっかりしたことはありますか？」の問いである。これに対し「ある」と回答した人は、18.8％。そうです。「ない」と回答した人（81.2％）の方が、圧倒的多数という結果に！ やはり、何だかんだでプレゼントをもらえるとうれしいのだろう。そう考えると、「ある」と回答した2割弱のプレゼントの贈り手には入りたくないな……。
確かに、プレゼントのチョイスってすごく難しい。だけど、気持ちがあれば何とかなると信じたいです。もちろん、最低限のモラルを持って……。
（寺西ジャジューカ）
