対戦ゲームができる定規
小中学生の頃、学校は真剣勝負の場だった。UNOや大貧民は言わずもがな。消しゴムをお弾きにして、相手の消しゴムを机の下に落としたら勝ち、みたいなゲームにも熱中した。
学校は勉強のために行く場所ではなく、休み時間を目的に行く場所。少なくとも、私にとっては……。
そして、コレがあればより充実したスクールライフを送れるに違いない。ハピネットから発売されている『ビタオシジョーギ』は、定規。だが、そこにプラスアルファがある。この定規を二つ揃えると、なんと対戦ゲームができるそうなのだ。
詳しい遊び方について、ご説明したい。対戦は、二つの定規を向かい合わせに置くことから始まる。初めは0から12のメモリごとについているLEDの光が全て点灯しており、これはいわゆる自分の“ライフ”だ。
すると、相手のライフを攻撃できるターンが交互に回ってくる。自分の攻撃ターンの場合は「0→12」、「12→0」へと光が流れ、この光をボタンで止めると、止めた箇所の相手の光(ライフ)が消える。すでに消えている所で止めるとミスとなり、相手を攻撃することができない。
これを交互に繰り返し、先に相手のライフ(LEDの光)を0にした方が勝利! バトル中は一回だけ必殺技を使うことができ、必殺技はジョーギの色(種類)によって異なる。
また、これとは別に“1人プレイモード”なる遊び方も設定されているそう。
遊び方は3種類あり、表示されたターゲットに光を止める「シャストタイミングゲーム」や、リズムに合わせて表示される数字にボタンを押し分ける「リズムゲーム」、約1秒間にボタンを何回押せるかを競い、13回押せればクリアの「連打ゲーム」が楽しめる。
思わず夢中になってしまいそうだが、このような定規を開発したきっかけについて同社に伺ってみた。
「子供たちに向け、身近な“文房具”で何か楽しい商品を作れないかと考えたのがきっかけです。そういえば、私たちが子供の頃も文具で遊んでいた。そういった体験を、思い返しました」(同社・担当者)
すでに、女児向けに文房具トイが流行っていたこともあり、「では、男児でも作ってみてはどうか?」という流れになったようだ。
ただ、何度も言うがこれは定規である。ちゃんと“文房具”としての機能も果たしてくれるのだろうか?
「”遊び”が面白いことにもちろん重きを置いてはおりますが、ちゃんと文具として使用できるよう、サイズ感・重さ・メモリ等にも気を配って作っています」(担当者)
そんな“文武両道”の新定規にハマっているのは、主に男児の小学1〜4年生。
「友達と遊ぶだけでなく、兄弟や親子で遊んでいる方が多くいらっしゃいます」(担当者)
子供の玩具を買いに来たお父さんがハマってしまうケースも多いそうだ。何しろ、現代のお父さん世代は、まさに“連打世代”。一人遊びの「連打モード」は、どちらかと言うとお父さんが熱くなってしまい、父子で張り合ってしまう模様。図らずも、親子の絆を深めるツールとなっているようだな……。
現在、『ビタオシジョーギ』は全国のおもちゃ売場やウェブ通販等で販売されている。価格は1,029円(税込み)。
しかし何度も言うが、これは定規である。文房具だ。ゲームだけに熱中してはいけない。この定規にあやかって、是非とも“文武両道”で行っていただきたいのだ。
(寺西ジャジューカ)
学校は勉強のために行く場所ではなく、休み時間を目的に行く場所。少なくとも、私にとっては……。
そして、コレがあればより充実したスクールライフを送れるに違いない。ハピネットから発売されている『ビタオシジョーギ』は、定規。だが、そこにプラスアルファがある。この定規を二つ揃えると、なんと対戦ゲームができるそうなのだ。
すると、相手のライフを攻撃できるターンが交互に回ってくる。自分の攻撃ターンの場合は「0→12」、「12→0」へと光が流れ、この光をボタンで止めると、止めた箇所の相手の光(ライフ)が消える。すでに消えている所で止めるとミスとなり、相手を攻撃することができない。
これを交互に繰り返し、先に相手のライフ(LEDの光)を0にした方が勝利! バトル中は一回だけ必殺技を使うことができ、必殺技はジョーギの色(種類)によって異なる。
また、これとは別に“1人プレイモード”なる遊び方も設定されているそう。
遊び方は3種類あり、表示されたターゲットに光を止める「シャストタイミングゲーム」や、リズムに合わせて表示される数字にボタンを押し分ける「リズムゲーム」、約1秒間にボタンを何回押せるかを競い、13回押せればクリアの「連打ゲーム」が楽しめる。
思わず夢中になってしまいそうだが、このような定規を開発したきっかけについて同社に伺ってみた。
「子供たちに向け、身近な“文房具”で何か楽しい商品を作れないかと考えたのがきっかけです。そういえば、私たちが子供の頃も文具で遊んでいた。そういった体験を、思い返しました」(同社・担当者)
すでに、女児向けに文房具トイが流行っていたこともあり、「では、男児でも作ってみてはどうか?」という流れになったようだ。
ただ、何度も言うがこれは定規である。ちゃんと“文房具”としての機能も果たしてくれるのだろうか?
「”遊び”が面白いことにもちろん重きを置いてはおりますが、ちゃんと文具として使用できるよう、サイズ感・重さ・メモリ等にも気を配って作っています」(担当者)
そんな“文武両道”の新定規にハマっているのは、主に男児の小学1〜4年生。
「友達と遊ぶだけでなく、兄弟や親子で遊んでいる方が多くいらっしゃいます」(担当者)
子供の玩具を買いに来たお父さんがハマってしまうケースも多いそうだ。何しろ、現代のお父さん世代は、まさに“連打世代”。一人遊びの「連打モード」は、どちらかと言うとお父さんが熱くなってしまい、父子で張り合ってしまう模様。図らずも、親子の絆を深めるツールとなっているようだな……。
現在、『ビタオシジョーギ』は全国のおもちゃ売場やウェブ通販等で販売されている。価格は1,029円(税込み)。
しかし何度も言うが、これは定規である。文房具だ。ゲームだけに熱中してはいけない。この定規にあやかって、是非とも“文武両道”で行っていただきたいのだ。
(寺西ジャジューカ)