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iPadなどの多機能端末に対抗し、話題となった日本独自のOS端末が発売から10カ月で市場から姿を消すことがわかった。ガラパゴスは独自OSを搭載しており、昨年12月に発売が開始された。電子書籍に特化し、新聞・雑誌、書籍など約3万冊のコンテンツを用意していたガラパゴスは、日本ならではのきめ細かいノウハウでシェアを広げようとしていた。発売当初は早期の100万台の販売達成を目指していたという。

しかし、ゲームなどのコンテンツが少なかったため、iPadなどにやはり押されて販売が低迷した。さらにスマートフォンの普及で電子書籍をスマートフォンで楽しむスタイルも広がり、ガラパゴスが得意としていた分野でも劣勢を強いられたとみられる。

日本独自端末であったため、注目は高かったが、9月30日正午を持って販売が中止になる。


【お知らせ】メディアタブレット「GALAPAGOS」5.5型/10.8型 販売完了について(シャープ)

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