ファッションイベントらしい演出で楽しませてくれたICONIQ(アイコニック)
ファッションと音楽の複合イベント「Girls Award(ガールズアワード) 2011 SPRING/SUMMER」が、去る4月29日、東京・渋谷の国立代々木競技場で開催された。当日、モデルとして登場したのは、長谷川潤、押切もえ、藤井リナ、加藤夏希など約90人。いずれも第一線で活躍するモデルたちとあって、当日は同世代の女の子を中心に、約15,000人が集まった。

その「ガールズアワード」、もう一つの見どころはアーティストライブ。前回は少女時代のステージが大きな話題となったが、今回は、KINO、SHU-I、JUNO、ZE:Aといった、韓流の男性ユニットが続々と登場。その都度、同性のモデルたちに注がれる歓声とは異なる“黄色い声”が飛び交い、会場は異様な盛り上がりを見せていた。

AAA(トリプルエー)の宇野実彩子 AAA(トリプルエー)の宇野実彩子 AAA(トリプルエー)の宇野実彩子
AAA(トリプルエー)の宇野実彩子


そんな中、日本人女性アーティストたちも負けてはいなかった。オープニングアクトとして真崎ゆか、男女7人によるユニットAAA(トリプルエー)、NERDHEADと倉木麻衣によるユニットNERDHEAD/Mai.K、雑誌「BLENDA」の人気モデル8名で結成されたガールズユニットBe-ppin、AKB48のお姉さん版SDN48、ドラマ「美咲ナンバーワン!」の主題歌で一躍スターダムに躍り出たJAMOSAなど、個性的なメンツが顔を揃えた。

ICONIQ ICONIQ ICONIQ
ICONIQは、ヘアメイクと衣装替えをステージ上で行う大胆なパフォーマンスを披露


中でもファッションイベントらしい演出で楽しませてくれたのがICONIQ(アイコニック)だ。膝丈のドレスにピンクのコートを羽織って登場した彼女は、曲ごとに次々とアイテムを脱ぎ捨て、最後は超ミニスカート姿に。その上、ヘアメイクと衣装替えする様を、ステージ上で見せるという大胆なパフォーマンスで、会場の視線を釘付けにしていた。

(文・写真/矢沢隆則)

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