タレントの上原美優が自殺した件に関して、和田アキ子が自身で司会を務めるテレビ番組で報じられた。その際に和田は自殺に対しての思いを語った。

5月12日未明に都内自宅マンションで自殺したタレントの上原美優(享年24)について5月15日放送の「アッコにおまかせ!」で取り上げた。

新聞記事の内容が紹介されると司会の和田アキ子はしばし沈黙したが「変に言われると嫌なんですけど」としながら記事の写真に手を合わせた。彼女は「ご冥福をお祈り申し上げます」とつぶやくと意を決したように思いを語ったのである。

まず和田アキ子は『震災で多くの方が一瞬にして命を奪われ、命ある人も将来の夢も流されてしまった。それでも被災地で必死に頑張っている』という主旨の話をしたのである。先日、被災地を訪れて多くの被災者と出会った直後だけにその思いが溢れたようだ。

そして、和田は上原美優の写真に向かうと「そんな時に負けたらあかんやないの」と語りかけるように言った。そして今さら遅いけどとしながら「親より先に自分から…というのは辛いよね」と続けた。
過去に2人が会ったのは1度だけのようだ。和田は「1回しかお会いしてないから…。もうちょっとお会いしたかった」と『もっと早く会えればその悩みを聞いていたのに』と言いたげだった。

最後に和田アキ子はカメラに向かって「みなさん、何があっても自分からというのはバチがあたりますよ」と自殺は思いとどまるようにと語りかけたのである。

自殺したアイドルタレントに「自殺はいけない」とは、よほど強い思いが無ければ言えないものだ。和田アキ子も「私も、何度も(自殺を)考えたことがある」と明かすほど苦悩してきただけに、何としてもそのことを伝えたかったようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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