猫がスクリーンから飛び出す?〜『ねこばん3D とび出すにゃんこ』

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 『アバター』が興行成績の世界記録を11年ぶりに更新。日本映画も3D上映に対応にしたり、家庭用の3Dテレビが店頭を賑わせたりと、2010年はまさに“3D元年”と呼ばれる年であった。そして、2011年、なんと“癒し系”の3D映画まで公開することになった。

 その映画とは『ねこばん3D とび出すにゃんこ』というもの。定年退職した男と猫の織り成すこの物語は、全編3Dカメラを用いて撮影された完全フル3D映画。しかも全国の映画館で3D上映しか行わないという徹底ぶり。3Dで飛び出す猫達は、毛一本一本までもが立体的で、本当に目の前いるような感覚になり、思わず手を差し伸べたくなってしまう程だそうだ。

 本作を観た、オシャレな大人のネコマガジン「猫びより」副編集長も「毛並みのふわふわ感は、3Dならでは!子猫まみれの幸せなひとときを過ごせる映画です。次々登場するキュートな子猫達は勿論、強烈な存在感を放つデブ猫『たま』、愛嬌たっぷりの白黒猫『まるお』など、個性豊かな猫達をたっぷり堪能させていただきました。」と、そのかわいらしさに太鼓判を押している。

 「迫力」や「驚き」を前面に押し出した3D映画が多い中で、この「ぬくもり」を感じさせるという新しい3Dの使い方を開拓した点、大いに注目できるだろう。

 映画『ねこばん3D とび出すにゃんこ』は2011年1月22日(土)から全国フル3Dロードショー!となる。

『ねこばん3D とび出すにゃんこ』 - 公開情報