土曜日、ロジャーズセンターで行われたトロント・ブルージェイズ戦で、マリナーズの鈴木イチローがストライクの判定に不満を表し、退場を言い渡されたと9月26日付で各紙が報じた。

 マリナーズが1対0とリードした5回、1アウト3塁で打席に立ったイチローは、カウント2−0後の3球目をストライクと判定され、見逃し三振となった。

 この判定にイチローはホームベースの外側に、バットの先端で線を書き、球がストライクゾーンを外れていたことを示した。直後、ブライアン・ランジ主審が退場を言い渡した。

 ドン・ワカマツ監督は「線を引くのはダメだ。ストライク、ボールの判定に文句をつけることは許されない」と、退場の宣告を納得した。

 今季、マリナーズの選手、コーチで退場を受けたのはイチローが初めて。イチローにとっても、日本を含め、退場を宣告されたのはプロになって初めてのことだった。

 イチローは退場についてアメリカのメディアにコメントを出さなかったが、ケン・グリフィーJr.は「ぼくのほうが2つ勝っている」とイチローをからかったことを明かし、「17年間もプレーしていて初めてなんて、ちょっとビックリだね」と述べた。

 試合はマリナーズが中盤までリードしていたが、8回に同点に追いつかれて延長に入り、10回のサヨナラHRで5対4で負けた。