――6年間でアーティストとしてだけでなく、女性として変わってきたなと感じるような部分はありますか?

YUKA:もうねぇ、全部変わったんじゃないかっていうぐらい(笑)。やっぱり17歳とか18歳の時にデビューしたので、女性が1番変わる時を全て切り取って、曲として形にしていった感じ。高校、大学時代、社会人の自分達が全部詰まっているんですよ。まるで小学生の時の卒業アルバムを見てしまったみたいなドキドキ感です。それぐらいに「あぁ私、変わったなー!」って思います、見た目も内面も。

YUIRYTHEMが今、伝えていくべきことって「人」なんですよね。音楽なんだけど、今、生きている成長というか。「こうやって生きてるんだけど」っていう裸の自分を届けている今だからこそ、プライベートとRYTHEMがすごく混ざり合っちゃっていて。その年齢の時ってプライベートでもすごく成長する過程じゃないですか。色々感じたことがそのまま音楽になっているこの6年間だから、今の私から見ると痛々しいぐらいに「出ちゃってる」っていう印象も受けるし(笑)。それ程までにガムシャラにやってきたんだなというのも、今だから客観的に思えるし。そんな風に「さらけ出したい」と思えるファンがいることも、今すごく嬉しいし。そういう活動をRYTHEMでやっていきたいですね。常に裸でみんなと近くありたいし、とにかくみんなと繋がりたい。

――こういう女性になりたいという、理想の女性像はありますか?

YUKA:私個人ですけど(笑)、RYTHEMにリンクはしてるんですけど、今もう24歳になってしまった時に…。

――「なってしまった」って、今この場には24歳以上の女性の方々もいますが…。

YUKA:あ!(笑)。“まだ”24なんですけど、常に若くいたい(笑)。若さだけがあるわけじゃなくて、「今の頭のままで高校生に戻りたい」とか、よく思うじゃないですか。そんな気持ちで。高校生の時から精神年齢が高かった方だと思うので、そういう部分を残しつつ、見た目は若いみたいな。若々しくいたいです(笑)。

――年相応というよりは、実年齢より年下に見られたい?

YUKA:年相応を感じると、一気に老けそうな気がしちゃって。それを年齢を増すごとに感じたので、ちゃんと大人ではありつつ、見た目は若くいたいです(笑)。それが理想です。

――YUIさんはどうですか?

YUI:私は、今はすごく歳を重ねたり時間が過ぎていくのがとっても楽しくて、それがとっても大事だなぁーって思えるようになってきていて。願望は一言で何て言ったらいいのか分からないんだけど、柔らかいものと強いものと優しいものと哀しいものとが混ざり合っているというか。自分の好きなものがとてもハッキリしだしたのが、逆にとても自信になっていくのかもしれなくて。ずっと「このまま時が止まって欲しい」と思って生きてきて、「このまま大人にはなりたくない」ってピーターパンみたいなことを言ってたんだけど(笑)。時間が経つほど、すごく素敵なものがどんどんコレクション出来ていて。大事と思っているものを見つけられた時の喜びがとても大きいから、それを守ることに必死で。それを一つでも多く見たくて、集めたくて、死にたい(笑)。

――RYTHEMはリリース付近以外の活動を見ていても、あまり休んでいる印象がなくて、常にどこかでライブをやってたり。

YUKA:そうですねー。

YUI:今年の上半期は、RYTHEM史上1番ゆっくりだったと思うんだけどね。

YUKA:6年間で1番インドアでした(笑)。