ラウンド32で散った日本代表。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本代表は北中米ワールドカップで、またも決勝トーナメント初勝利を手にすることができなかった。森保一監督率いるサムライブルーの戦いには、さまざまな意見があるだろう。

 ただ、王国ブラジルを相手に前半をリードして終えた奮闘に、国外でも賛辞の声があることは確かだ。例えば、イタリア大手紙『Tuttosport』は、日本がワールドカップで「足跡を残した」と報じている。

 同紙は「ブラジルを敗退に追いやるという大きな快挙は、土壇場で実現しなかった。だが、日本の絶対的な価値が損なわれることはない」と伝えた。

「土壇場で敗退となったにもかかわらず、日本がワールドカップを虜にした理由はたくさんある。1つ目は、ブラジル戦で素晴らしい前半だった。実際にサノ(佐野海舟)のゴールでリードして終えている。後半は重心を下げすぎるという過ちを犯し、その代償を払った。だが、20年前のドイツでの1−4を振り返れば、この間に日本がどのような進歩をどれだけ遂げてきたのかは一目瞭然だ」

「2つ目、日本は2014年と2022年はPK戦で敗退した。2018年と2026年はアディショナルタイムの被弾で敗退だ。道のりは示されている。国外組23人が積んできた経験と成長がそれを確かにしている。26人中、Jリーグでプレーするのは3人だけだ」
 
 最後に、Tuttosport紙は「品格やマナー、相手に対する最大限の敬意、フェアプレー。日本代表の価値は、その情熱的で極めて礼儀正しいサポーターにも反映されている。常に模範的だ」と締めくくった。

「モリヤスと選手たちは彼らに最敬礼をした。最大限の敬意と心からの謝罪を示す、最も深いお辞儀だ。実現できたかもしれないができなかったことに対する落胆と申し訳なさの気持ちを表している。だが、なんというチームだろうか。彼らはワールドカップに足跡を残した」

 日本は着実に世界で評価を高めている。ただ、目指す高みには再び届かなかった。次は、目標を達成して世界を驚かせてくれることに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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