2022年2月から始まった「プーチンの戦争」は5回目の夏を迎え、ロシア社会はいたるところに綻びが見え始めている。中でも深刻化しているのがロシア人の心の病だ。戦争の長期化がロシア人の心を蝕み、それはかつて、旧ソ連が苦しめられた心理的・社会的疾患の後遺症である「アフガニスタン症候群」や「チェチェン症候群」になぞらえられ、「ウクライナ症候群」とも囁かれている。【前後編の後編】【佐々木正明/ジャーナリスト、大