ティルダ・スウィントン、『ザルームネクストドア』が引退作になるかも

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 『スノーピアサー』や『グランド・ブダペスト・ホテル』、『胸騒ぎのシチリア』など数々の名作に出演してきたオスカー俳優のティルダ・スウィントン。2025年1月31日に日本公開予定の『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』を最後に、引退する可能性を示唆した。

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 この度発売されたELLEの2024 Women in Hollywood特集号で、インタビューを受けたティルダが、「私はこれまでいつも、これが最後になると思って作品に出演してきました」とコメント。そして「『最後の作品としてぴったりだ。これで最後にしよう』と毎回思ってきたんです。今日もそう感じています」「『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』は私が作る最後の映画だと感じています。この先どうなるか、注目ですね」と続けた。

 巨匠ペドロ・アルモドバル監督の最新作にして、初の英語作品となる『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』は、病に侵され安楽死を望む女性と彼女に寄り添う親友の最期の数日間を描く物語。『アリスのままで』でアカデミー主演女優賞を獲得したジュリアン・ムーアと共演し、第81回ベネチア国際映画祭で最高賞を受賞した。

 来年1月に日本公開される同作が、彼女の姿をスクリーンで観ることのできる最後の作品になってしまう可能性はあるが、名監督たちから愛されているティルダだけに、まだまだ出演を望む声は絶えないようだ。今年7月、『西部戦線異状なし』のエドワード・バーガー監督が手掛ける新作映画『The Ballad of a Small Player(原題)』に、ティルダが出演することを、Netflixが発表。コリン・ファレルらと共演することが明らかになっている。