全国高校ラグビー岡山県予選決勝に進んだ倉敷高校 県予選4連覇の強豪校「花園への思い」【岡山】
高校生ラガーマンの聖地、花園出場をかけた全国高校ラグビー岡山県予選の決勝があさって(16日)行われます。対戦するのは倉敷と玉島。今回は県予選4連覇を目指す倉敷を紹介します。
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陽が沈んだ後、グラウンドで練習に励む倉敷高校ラグビー部。2021年から3年連続で花園に出場している岡山屈指の強豪校です。今年のチームの特徴は…
(蛭子義則選手)
「体格が大きいので、ごりごり前に出て、バックスの足も早いので、バランスのいいチームです」
率いるのは、梅本勝監督。広島県の尾道高校を花園ベスト4に導いたこともある名将です。
(梅本勝監督)
「何でいかんのん。一歩声出していけって」
(梅本勝監督)
「コミュニケーションを取って自分が一歩前へ行くときにも声出したりとかしていくとリズムが来るので」
そんな監督の教えを体現している選手がいます。去年キャプテンを務めた、3年生の丸尾涼選手です。けがなどを理由に第一線を退きましたが、今は倉敷高校の“裏キャプテン”としてチームを支えます。
「考えろよお前らも一人一人」
(丸尾涼選手)
「(けがで)もうやめようと思ったんですけど、みんなに支えられた分、しっかり最後の1年みんなを支えて、プレーしない分、サポートでみんなを花園へ連れていきたい」
丸尾選手に代わり、今年キャプテンを任されたのは2年生の蛭子義則選手。ポジションはフッカー、スクラムの中心を担います。
(蛭子義則選手)
「(次のキャプテンは)僕かっていうのと同時に、やらなきゃいけないなという責任感が来ました。低いプレーでどんどん前に出て、アタックとディフェンスを意識しています」
決戦の時まであとわずか。選手たちは闘志を燃やしています。
(横山仁道選手)
「花園で活躍するためには、この決勝を勝たないといけないので。全力でぶつかって勝ちたい」
(蛭子義則選手)
「しっかり今年も0点に抑えて圧勝したい」
倉敷高校はあさって(16日)、県予選4連覇と花園への切符をかけ、玉島高校と対戦します。
RSKテレビでは決勝の模様を(11月)17日の深夜にお伝えします。