佐々木朗希 

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 MLB公式サイトは13日(日本時間14日)、ロッテからポスティングで米球界に挑戦する佐々木朗希投手(23)のスカウティングリポートを掲載。もしFAだったら10年契約3億ドル(約465億円)級であると米スカウト幹部が見解を語った。

 スカウティングリポートでは直球、スプリット、スライダーの主な球種を詳細に分析し、いずれも空振り率がトップクラスであるなどと最大級の評価。「2025年の開幕戦でメジャーリーグのローテーションに加わり、先発陣を率いることが期待される選手だ」と指摘した。

 そして「もし国際ボーナスプール支出規則に該当しないなら、どれくらいの価値がある選手か」との質問に、ある国際スカウトディレクターは「かなり」と断言。12年総額3億2500万ドル(約465億円=契約当時のレート)のドジャース山本由伸投手を基準とし「10年間で2億7500万〜3億ドル(約465億円)になると思う」と値札を付けた。

 米球団による海外選手の青田買いを防ぐための「25歳ルール」が適用されるため、全30球団に獲得の機会がある大争奪戦。米国での関心は日増しに高まっている。MLB公式サイトでもポスティング決定以前から今冬の移籍市場で注目選手の一人として挙げられ、決定後はさらに勢いを増して関連記事が掲載されている。

 記事では今季ロッテでプレーした右腕J・ダイクストラにも話を聞いており「無類の才能の持ち主。今まで見てきた投手の中で最高の一人」との談話を掲載した。