「河村さん以外の市長の名前は一人も言えない」と明かした相席スタート・山添寛(『相席スタート【公式】 X「本日の山添です みてね!」』より)

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先の衆議院選挙で当選した河村たかし前名古屋市長(76)は、市民に寄り添った政策と市民目線の政治を主張しており、高い支持を得ている。一方、独特な言動や物議を醸す発言が多く、賛否が分かれる政治家でもある。その河村氏について「僕は好きです」と発言したのは、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛(39)で、大きな声では言えなかった思いを明かした。

11日深夜に放送された『見取り図じゃん』(テレビ朝日)の「大きな声で言えないけど、小さな声なら言える会」の回で、山添寛は「河村たかし前名古屋市長ほど人間味を感じる市長に会ったことがない」と語り、MCである見取り図の盛山晋太郎(38)も「やることはやってるからね」と同調した。スタジオにいた霜降り明星のせいや(32)らは、「天然キャラが災いして、いつも鬼スベってしまう」とユーモア溢れる河村氏の一面に共感を示した。

山添がまず、河村氏のエピソードとして挙げたのは、2021年東京五輪の「金メダルかじり騒動」である。ソフトボール金メダリスト・後藤希友選手が表敬訪問した際、河村氏が彼女の金メダルを「かじる」という行動に出て、SNSやメディアで大きな話題となった。この行動には日本国内外から批判が殺到し、河村氏は「不適切な行動」として謝罪に追い込まれた。

さらに山添は、2022年11月に名古屋市内で行われたイベントでのハプニングも紹介した。アイドルグループとの記念撮影で、河村氏が無意識にとったポーズが「卑わいなハンドサイン」と解釈され、後日、定例記者会見で謝罪した。河村氏は、会見で「見よう見まねでポーズを取った結果、意図せずそうなってしまった」と弁明している。

最後に取り上げたのは、河村氏が作詞を担当した歌手デビュー曲『何をやってもしかられる』(10月5日発売)である。この曲は「善意からの行動が誤解され、周囲から叱られる」というテーマで、本人は「日本中の後期高齢者を励まし、レコード大賞新人賞を目指す」と意気込んでいた。

山添は「どれも大いにスベっている」としつつも、「河村さん以外の市長の名前は一人も言えない」と述べ、結果的に河村氏が名古屋のPRに大いに貢献しているのではないかと語った。

その河村たかし氏は、公示2週間前に衆院選への出馬を表明し、15年ぶりに国政に復帰を果たした。名古屋市長時代同様、国民の立場に寄り添った政策の推進が期待される。

画像は『相席スタート【公式】 X「本日の山添です みてね!」』『広沢一郎 X「街宣の合間にスガキヤのクリームぜんざいで小休憩。」』より
(TechinsightJapan編集部 みやび)