中国・新疆コルガス口岸、農副産品の迅速な通関を後押し
【新華社ウルムチ11月14日】中国・カザフスタン国境の新疆ウイグル自治区コルガス口岸(通関地)は、中国と中央アジア、欧州を結ぶ西の玄関口となる。連日、新鮮な果物や野菜を積んだトラックが行き来し、通関手続きにかかる時間はわずか1時間。中国から輸出された果物や野菜は、その日のうちにカザフスタンの消費者の食卓に届く。
設立から1年の中国(新疆)自由貿易試験区コルガスエリアは、国家物流ハブとしての優位性を最大限に活用し、中国と中央アジア諸国の互いの強みを生かした産業協力や経済発展の機会を積極的に模索、農副産品の迅速な通関「グリーンチャンネル」(優遇措置)の普及を全面的に推進している。(記者/張嘯誠)