Bプレミア 三遠の参入取り消しも 新アリーナ計画が頓挫すれば「当然取り消し」
26年にスタートするBリーグの新トップリーグ「Bプレミア」への参入が決定していた三遠が参入に必要なライセンスを取り消される可能性が出てきた。
三遠が本拠を置く愛知県豊橋市で実施された10日の市長選で新アリーナ建設計画の中止を訴えた長坂尚登氏(41)が当選。新アリーナ建設計画が頓挫すれば、Bプレミア参入要件の5000席以上のホームアリーナを満たせなくなる。
Bリーグの島田慎二チェアマン(54)は12日に都内で取材に応じ「仮に(新アリーナ建設が)破談になった場合は当然ライセンスは取り消しになる。まずは見守っていきたい」と語った。三遠の水野晃社長(55)は「新市長にお会いし、アリーナ建設の必要性についてご理解いただけるよう努力して参ります。実際に試合会場にもお越しいただき『ココロたぎる。』熱気を感じていただきたいとも考えております」との談話を出した。
Bリーグは10月にBプレミアのライセンス交付クラブを発表。宇都宮、千葉J、A東京、川崎、琉球など22クラブの参入が決定していたが、流動的な状況になった。