巨人・井上、プレミア12開幕投手に決定 13日豪州戦…コーチ期待「先輩にプレッシャーを」
侍Jは13日に豪州代表とバンテリンドームで対戦…23歳左腕が先発する
野球日本代表「侍ジャパン」は13日、バンテリンドームで開幕する「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」グループBで豪州と対戦する。開幕投手は巨人の23歳左腕、井上温大に決まった。吉見一起コーチは「開幕を任せているので調子の良し悪しではなく」と信頼して送り込んだ。
23歳の井上はプロ5年目の今季、自己最多の25試合に登板し8勝5敗、防御率2.76をマーク。10月19日のDeNAとのクライマックスシリーズ、ファイナルステージ第4戦では6回1死まで完全投球するなど、好投を披露した。
11日にはバンテリンドームのマウンドで約15分程度直球、変化球を交えて本番を想定して投げ込んだ。チームでは横山陸人投手(ロッテ)と並んで2番目に若い23歳。吉見コーチは「先輩方にプレッシャーを与えるような投球を」と期待した。
井上自身は「(昨年の今頃は)まさか日本代表に選ばれると思っていなかった。自分が積み重ねてきたものをこういう風に評価していただいたので、期待に応えたいなってすごい思います」と気を引き締めた。対戦する豪州は今夏の全米ドラフト1位であるトラビス・バザーナ内野手(ガーディアンズ傘下)ら未来のスター候補もいる。「スイングも鋭いですし、選球眼もいいと思うので手強い打者かなと思います」と警戒した。(Full-Count編集部)