韓国サーティワンがIVE・ウォニョン発の“流行語”を無断使用?謝罪なしの販売中断にファンが猛批判
日本では「サーティワン」でお馴染みのアイスクリームブランド「バスキン・ロビンス」が、IVE・ウォニョンが流行らせた単語「ラッキービキ」を無断盗用した商品を販売した後、謝罪などいかなる発表もなく販売中断したことで物議を醸している。
バスキン・ロビンスは去る11月8日、韓国で「ラッキービキモチ」という名前の新商品を発売した。ハート形の餅アイス4個を四つ葉のクローバーのように並べた同商品だが、「ラッキービキ」という単語に指摘が寄せられた。
というのも、「ラッキービキ」はウォニョンの英語名「ヴィッキー(Vicky)」を利用して作られた単語だからだ。
昨年9月、IVEの公式YouTubeチャンネルで公開されたウォニョンのスペイン訪問時のVlog動画では、彼女が見せたポジティブなマインドが「ウォニョン的思考」と話題を集めた。そこで、とあるファンによる「完全にラッキー・ヴィッキーじゃないか」というコメントが、今やDIVE(IVEのファンネーム)を越えて大衆的な流行語へと広がったのだ。
そのようにして誕生した「ラッキービキ」をバスキン・ロビンスが新商品の名称に採用したわけだが、これと関連して同社側がウォニョンをモデルに起用することもなければ、単語使用についていかなる了解も求めたことがないという。
このため、“販売上の道徳”という観点で物議を醸し、IVEのファンによるバスキン・ロビンスへの激しい批判の世論が巻き起こったのだ。
騒動が起きると、販売開始翌日の9日に「ラッキービキモチ」は販売が一時中断となった。販売後すぐに大衆的な反感を買った影響と見られる。
問題は今回の一件と関連して、バスキン・ロビンスが謝罪表明や謝罪文発表などいかなる措置も執らなかったことだ。
そのため、人気アイドルのウォニョンの“有名税”を大型フランチャイズが見返りもなく利用しようと点で批判が相次いでいる。
なお、ウォニョンが所属するIVEは11月8日、海外の有名プロデューサー兼DJデヴィッド・ゲッタとのコラボレーション音源『Supernova Love』をリリースした。同曲は世界的な音楽家・坂本龍一さんの『戦場のメリークリスマス』をサンプリングした楽曲だ。
◇ウォニョン プロフィール
2004年8月31日生まれ。韓国・ソウル出身。STARSHIPエンターテインメントで2年間のトレーニングを受け、2018年にMnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演。同番組で最終順位1位に輝き、IZ*ONEのセンターとしてデビューした。優れた美貌と抜群のスタイルを誇り、デビュー当初は「奇跡の14歳」と話題を呼んだ。IZ*ONE解散後、2021年12月にIVEのメンバーとしてデビュー。身長は173cm。