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 ◇強化試合 日本―チェコ(2024年11月10日 バンテリンD)

 森下が初回2死一塁から2ランを放った。昨年3月のWBCでドジャース大谷から空振り三振を奪ったチェコ先発サトリアの111キロ変化球をしっかり引きつけた。打球は左翼スタンドに一直線。先制2ランでチームを勢いづけた。

 森下の本塁打は15日に対戦する韓国代表の偵察部隊も驚かせた。バックネット裏からスコアラーとともに見守ったコンディション調整などを担当する李晋映(イ・ジンヨン)コーチは「変化球で重心が崩れないので長打力がある。変化球への対応がいい」と分析した。

 韓国プロ野球で2125安打を誇り、金メダルを獲得した08年北京五輪でも活躍した同コーチに強烈な印象を焼き付けた。